2026年7月26日日曜日

新刊『自分専用のAIで探す・覚える時間をゼロにする Google NotebookLM仕事術』

NotebookLM仕事術
自分専用のAIで探す・覚える時間をゼロにする
Google NotebookLM仕事術』

(武井 一巳)
翔泳社
2026年7月6日発売
¥2,200


新刊が出ました。

GoogleのAIサービスのひとつ、NotebookLMの活用法、仕事や業務での利用法について、詳しく解説しました。
GoogleのAIサービスのなかでも、ChatGPTやClaudeなど他の生成AIと異なり、ユーザーがアップロードしたドキュメントや資料などだけをソースとして、さまざまなコンテンツを生成できるNotebookLMは、仕事に活用するなら最強の生成AIともいえるサービスです。

このNotebookLMの使い方、さらに職種別や業務別の使い方、そのヒントなどを解説しています。

以下、本書の「はじめに」と目次を公開します。


はじめに

人工知能=AIなどというものは、これまではSF小説の中の話や夢物語だと思われていました。それがほんの数年前に登場したChatGPTによって、いまやSNSやインターネット、さらにテレビや新聞にさえ、それに関する話題が出てこない日がないほど普及しつつあります。

小中学生がChatGPTのことをチャッピーと呼び、毎日友人と話をするようにAIと会話をしています。ニフティ株式会社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」の調査によれば、ChatGPTやGeminiといった生成AIを使ったことがある小中学生は、なんと 95.4%にものぼり、そのうち 63.4%が学校の勉強や宿題に使ったことがあると回答しています。

これほど日常生活にも身近になった生成 AI ですが、米 OpenAI 社のChatGPT に次いでサービスを開始した Google の Gemini(旧 Bard)も、日々急速にサービスを拡大し、いまやビジネスに不可欠なツールとなりつつあります。

GoogleのAIサービスはいくつもありますが、その中でも企業ユーザーに歓迎されているのが、AIリサーチパートナーともいえる NotebookLMです。

NotebookLM は生成 AI サービスのひとつですが、Gemini や ChatGPTと異なるのは、ユーザーの質問に対してAIが回答するとき、その情報源とするのが、ユーザーがアップロードした資料やデータ、ドキュメントなどだけという点です。

他の生成AIが回答の情報源としているのは、事前学習した文献や資料とともにインターネット内の情報です。しかもこれらの生成AIでは、ユーザーが打ち込んだ情報が機械学習に使われることもあります。

一方、NotebookLM ではユーザーが送り込んだデータや資料、ドキュメント類のみを情報源とし、しかもこれらのデータやユーザーの指示などは機械学習に利用されず、いわば閉じた状態でAIが利用できるのです。

このセキュリティの高さゆえに、企業ユーザーにはNotebookLMが最適といえるのです。

さらに、基本的にインターネット内を情報源としないため、AI特有の噓やデマ、いわゆる幻覚、ハルシネーションを避けることができます。これも企業ユースにはぴったりの環境です。

NotebookLMには、ユーザーがアップロードした資料やソースをもとに質問や指示に回答する機能のほか、音声解説や動画解説といったコンテンツを自動で作成してくれる機能、プレゼン資料を作成してくれるスライド機能、ソースをもとにマインドマップを作成してくれる機能など、さまざまな機能があります。

さらにレポート作成、フラッシュカード、クイズ、インフォグラフィック、データ表などを自動で作成してくれる機能もあり、いずれもビジネス資料の作成や、リスキリング、学習時などに大いに役立つものばかりです。
NotebookLM が 秀 逸 な の は、Google AI の 根 幹 と も い え る 生 成 AI のGeminiと連携してくれる点です。また、Google Workspaceの各アプリ、たとえばGoogleドキュメントやスプレッドシート、さらにGoogleドライブといったツール類とも連携し、Gemini で質問したときの AI の回答をNotebookLMのノートブックに追加してソースにしたり、Googleドキュメントで作成した文書を、そのままNotebookLMのソースとして追加したりと、まさにビジネスツールとシームレスに連携してAIが活用できるのです。

本書では、このGoogleのAIサービスであるNotebookLMについて、その豊富な機能と使い方を詳しく解説しました。AIが身近な存在となり、ビジネスにも必須となってきた現在、NotebookLMをビジネスに活用しようと考えている方に、本書が参考になれば幸いです。


目次
Introduction Google NotebookLMをビジネスで大活用!
NotebookLMなら必要な情報だけが取り出せる
URLを貼るだけ! WebサイトをAIに記憶させる
議事録作成にサヨナラ! 会議の内容を一瞬で要約する
ボタン1つで成果物に! ドキュメント資料を作成
資料を放り込むだけ! 競合の強み・弱みを自動分析
Gemini×NotebookLMで正解へ最短アプローチ
資料から必要な回答を「音声」で聴く
構成案からデザインまでスライド資料の自動生成
見やすい「図解」に一瞬で視覚化
リスキリングの相棒! クイズ機能で知識を定着

第1章 NotebookLMで作る自分専用AI
NotebookLMがAIの基準を180度変える
テキスト生成AIとの決定的な違い──強固なセキュリティ
AI の嘘を完全回避する絶対の信頼性
本10 冊を1 秒で丸暗記! 読む手間から解放される外部脳
読まずにすべてを理解するタイパの極致
ブラウザを開くだけでAI が使いこなせる
“超優秀な秘書”がGoogleアカウントだけで雇える
NotebookLMなら必要なエッセンスだけが取り出せる
自分の資料がベースだから著作権も大丈夫
バラバラの知識を1箇所に集約し、チームで活用
検索エンジンから「理解エンジン」へ

第2章 NotebookLMの始め方・使い方
NotebookLMの画面構成と基本操作
無料版と有料版の違い
新しいノートブックを作る
プロジェクトごとに「脳」を切り替える
PDFもドキュメントも、放り込むだけでAIが学習開始
動画の中身も瞬時に把握
録音データを「読めるテキスト」に変える
Web検索の結果をソースにする
Geminiの回答をNotebookLMのデータに追加する
最初の一歩は「概要を教えて」だけでOK
その回答どこから持ってきた? 回答の根拠への裏取り法
有用な回答を埋もれさせない「ピン留め」資産化テクニック
Studioで要約からクイズまで
共有機能で同僚との〝共有脳〟を育てる
完成した要約をドキュメントに出力すればそのまま資料になる

第3章 NotebookLMを最強の壁打ち相手に変える質問のコツ
「教えて」から「議論しよう」で深い答えが引き出せる
弱点を指摘させて忖度なしのレビューを得る
複数の製品資料から3分で競合分析ができる
難解な専門書を5歳児レベルに嚙み砕く
市場分析の〝空白地帯〟が見つけられる逆転の発想
複雑な業務フローはステップ式質問で手順化
多言語の最新ニュースも日本語で攻略
SWOT分析を自動生成してマトリクスで整理
自分のアイデアが正しいかソースから証拠を探す
大量の自由記述を瞬時にパターン化する
プロンプトでよく使う質問を0.5秒で呼び出す時短テク
やり取りを重ねるほどAIは賢くなる
質問をGeminiで作り、答えをNotebookLMで探す
あらゆるビジネスシーンを網羅するテンプレート

第4章 30秒で資料を「図解&音声」化する
長文レポートもインフォグラフィックで視覚化できる
プレゼン用スライドは構成案をAIに作らせる
チャットだけでスライドも編集できる
AIが語れば、資料は自分専用ポッドキャストになる
音声で解説させて資料の「論理の矛盾」をデバッグする
小難しい決算報告書も「ラジオ感覚」でインプット
マニュアルから「自動FAQ」を爆速で作る
リスキリングの強い味方! セルフクイズで知識定着
タイムライン機能で時系列やプロジェクトを「見える化」
複数のソースを統合した「ブリーフィング資料」で完璧な要約レポートを作る
Nano Bananaでプロ顔負けのビジュアル資料を作る
英語資料を日本語音声で聴いて理解する
音声解説の内容をもっとカスタマイズ
Studioで作った図解や音声が一瞬で共有できる

第5章 残業ゼロ! 職種別・NotebookLM活用術
【マネジメント】できる上司の「思考プロセス」をAIに継承させる
【営業】顧客の決算書からニーズを予測する
【採用】精査不要! 求める要件でAIがスクリーニング
【法務】AIの全チェックで契約書の「落とし穴」を自動検知
【経理】税制改正も怖くない、AIが最新情報で回答
【マーケティング】SNSの口コミを統合してトレンドの波に乗る
【カスタマーサポート】過去ログからクレームへの最適解を導出
【開発】分厚い仕様書のデータベース化で「質問できるマニュアル」に
【研修】動画を音声解説とFAQにして全社共有
【経営】市場データを多角的に批判させる「仮想取締役会」の開催
【広報】過去記事からメディアでバズる切り口を提案
【助成金申請】複雑な制度を「超解説」すれば、助成金の手続きもスマートになる
【プロジェクト管理】チームの全記憶をAIで管理し「サイロ化」を打破
【災害対策】緊急時の役割を即答できる「動くためのマニュアル」を作成
【全職種】情報の全記憶・全検索で脳を解放する
【研究】読むのに数時間かかる論文も1分で要約
【語学】海外記事を日本語で議論
【投資】大量の決算短信からIR資料のクイック分析
【学習】参考書でオリジナル問題集を自動生成

第6章 チームの記憶をAIに預ける
ベテラン社員が退職してもノウハウは残る! 職人の「暗黙知」データ化
Googleドライブと完全同期! 既存フォルダをそのまま最新の知識ベースへ
精度を最大化するためには情報の断捨離も必要
AIから最高の答えを引き出す技術
文字化けや読み込みエラーに慌てないための秘策
情報収集でNotebookLMを進化させる
AIを武器に大企業をリサーチ力で圧倒する
アプリならスキマ時間がリサーチ時間に変わる


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