2017年7月2日日曜日

新刊『ラインを巧妙にビジネスにつなげる』

B073GV1KBR ラインを巧妙にビジネスにつなげる

 武井一巳・前屋 毅
 株式会社シティブックス
 ¥1,080

メッセージング・アプリ、あるいはSNSであるLINEの、LINE@アカウントをビジネスに利用するためのノウハウを解説した本です。

2014年に秀和システムから刊行された『LINEを集客と販促に活かす本』に若干の加筆・修正を行い、電子版として発売しました。内容的には『LINEを集客と販促に活かす本』とほとんど変わりませんので、お間違えのないよう。

以下、電子版のあとがきです。

電子版あとがき

 LINEはすでにインフラになりつつある——本書の冒頭に記した言葉である。三年前のことだ。
 本書を執筆していた三年前、すでにLINEは若者を中心としたインフラ、つまり生活の基盤として整備される施設そのものになりつつあった。水道や電気などと同じように、日常生活を快適に送るための公共施設として、なくてはならないものになりつつあった。
 それから三年経て、LINEは若者だけでなく、中高年をも含む多くの人々のインフラへと成長してきた。

 いや、LINEはメッセージング・アプリとして誕生したが、その後LINEブログのような本格的なSNS機能を持ち、LINEマンガ、LINE MUSICといったメディア機能を追加し、さらにLINE Payという金融機能までも取り込まれた。そして二○一六年にはLINEモバイルという携帯電話用の通信サービスさえもが開始され、名実ともにインフラへの道を突き進んでいるのである。

 会員数も、三年前は世界で一億人、日本国内だけで四五○○万人だったユーザーが、二○一七年初頭には国内で六八○○万人、世界では二億一七○○万人にも達している。日本人の半分以上がLINEを利用しているのである。  このLINEの基本機能であるコミュニケーション機能に、LINE@アカウントの運用が追加され、これを企業やショップ、あるいはメディアなどが商品やサービスの販売促進、あるいはマーケティングに活かそうという動きが出てきた。それらの実例を取材し、どう運用し、利用していけば、効率的なマーケティングや販売促進に役立てられるのかを解説したのが、本書である。

 ネットの時間はドッグイヤーと同じで、その一年は一般社会の五年〜一○年の流れに匹敵するとまでいわれている。三年という時間の経過は、一般社会の二○年分ぐらいと同じだといっていい。

 だが、LINE@を販売促進やマーケティングに活用する方法や、基本的な考え方そのものは、三年経ったいまも変わらない。いや、小さなショップや企業にとっては、LINE@に代表されるSNSをマーケティングに活用していくことは、三年前よりもより重要な課題になってきている。

 電子書籍化を機会に、新しいノウハウを追加しようとも思ったが、これからLINE@やSNSを販売促進やマーケティングに取り入れていこうとする企業にとっては、その入り口や基本的な考え、ノウハウといったものは、当時とまったく同じなのだ。
 さらに、いまでは大きな効果を出している企業が、三年前にどのように考え、どのように取り入れ、どう活用していこうとしたか、その試行錯誤の例は、これからLINE@に取り組もうとする企業にとって大いに参考になる事例ばかりのはずだ。

 そのため電子化するにあたって、本書ではあえて必要最低限の加筆・修正をするにとどめた。掲載した図版などは古くなり、現状にそぐわないものもあったため、これらは削除することにした。また、本書で記載した数値やサービス、価格といったものも、発刊時のものである。
 本書が多くの企業にとって、LINE@をはじめとするSNSをマーケティングに役立てるための入門書になってくれれば、望外の幸せである。

(目次はこちら)

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B073GV1KBR
ラインを巧妙にビジネスにつなげる
(武井一巳,前屋 毅)/株式会社シティブックス
¥1,080


4798040967
LINEを集客と販促に活かす本
(武井 一巳,前屋 毅)/秀和システム
¥141


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