2015年1月29日木曜日

Kindle Keyboardソフトのアップデート

(ひっそりと)
すでに、使っているユーザーは少なくなったでしょうが、米アマゾンのKindle Keyboardのソフトが、1月中旬にアップデートされていました。

Kindle Keyboardといえば、2010年に発売された第3世代Kindleとも呼ばれるもので、インターナショナル版が日本からも購入できたため、持っているユーザーもいるでしょう。その後、Kindle Touch、Kindle、そしてKindle Paperwhite、Voyageと5年間に6世代も進化を遂げています。

日本でもKindleKindle PaperwhiteVoyageと発売され、米アマゾンから購入する必要はなくなりました。
第3世代KindleであるKindle Keyboardは、インターナショナル版とはいえ日本語は扱えず、日本語の書籍を読むためにはPDFを作成してこれを本体に送り込む必要がありました。そのために青空キンドルといった便利なサービスも生まれ、ずいぶんお世話にもなりました。

ソフトがアップデートされていると知り、米アマゾンでアップデータを落とし、Kindle Keyboardをアップデートしました。 というか、アップデートしよと思ったらバッテリーが空で、充電しなくちゃならなかった。長いこと使ってなかったからなあ。いまではなくてもまったく不自由しないんだけど、米アマゾンのアカウントに登録してあるので、洋書はこちらのほうが便利。

ソフトのアップデートは日本版と同じで、パソコンとKindle Keyboardを接続し、アマゾンから落としたアップデータをKindle Keyboardにコピー。その後メニューからSettingsを選択し、さらにメニューを表示して「Update Your Kindle」を指定します。確認画面で「OK」を指定すれば、ソフトウェアがアップデートされ、Kindleが再起動します。

日本語で利用できるKindle PaperwhiteKindle Voyageがあるのに、なぜ、古いKindle Keyboardを使うのか?

実はこのKindle Keyboardには、テキスト読み上げ機能が付いていて、イヤホンやヘッドホンを接続して「Text-to Speech」をオンにすると、表示されているページが読み上げられていく機能があるのです。
読み上げられるのはこの機能に対応する書籍で、米アマゾンなら各書籍の詳細説明のところに「Text-to-Speech: Enabled 」と記載されています。以前は日本のKindleストアでも記載されていたが、日本語の書籍でこの機能が有効なものは皆無で、ちょっと前から書籍の登録情報に掲載されなくなったようです。

米Kindleストアで無料の洋書を購入し、テキスト読み上げ機能を利用すれば、語学の勉強に最適。学生さんや語学の勉強をしようという方には最適ですが、いまでは米アマゾンでも中古しか購入できないようです。代わりに、Fire系Kindleならやはりテキスト読み上げ機能が利用できますから、こちらを購入するといいでしょう。

日本のアマゾンでも、Fire HD6Fire HD 7Fire HDX 8.9といったFire系Kindleが購入でき、テキスト読み上げ機能が利用できます。

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