Zoomのカメラを変えて異次元の面白さを演出

　バーチャル背景ばかりでなく、実はZoomではカメラ機能を変更することで、もっと別の面白さを演出することもできます。

　カメラを変えるといっても、パソコンに搭載されているカメラを物理的に付け替えるわけではありません。たとえば、Snap Camera。
　このSnap Cameraというのは、スマホのSnapchatで有名なSnap Inc.（https://snapcamera.snapchat.com）が配布しているパソコン用の仮想カメラです。パソコンのカメラを通して得た映像をSnap Cameraを経由して出力するというもので、パソコンのカメラの代わりにSnap Cameraを指定すれば、そのままZoomに映し出されるビデオもSnap Camera経由映像になります。

　設定もそれほど難しくありません。Snap Cameraのサイトにアクセスし、Windows用またはMac用のファイルをダウンロードし、これをパソコンにインストールします。
　Snap Cameraをインストールしたら、これを起動します。するとパソコンのカメラを使ったSnap Cameraのウィンドウが起動します。


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『Webミーティングのための
　はじめてのZoom』
　(武井 一巳)
　2020年5月1日発行