ところで、Kindleで本を読んでいるとき、文字列をタップすると辞書を牽いてその意味を調べられる。どの端末も、あるいはどのKindleアプリでも同じで、最初に日本語の本を開いて単語を指定すると、Kindleで利用できる辞書がダウンロードされる。日本語の本の場合は、デジタル大辞泉がダウンロードされて利用できるようになる。
辞書を使って単語の意味を調べたときに表示されるウィンドウでは、右上の歯車をクリックすると、利用できる辞書の一覧が表示され、まだダウンロードされていないときは指定した辞書がダウンロードされ、続けて指定していた単語が検索される。辞書をいくつかダウンロードしておくと、同じ本のなかで辞書を切り替えて調べたりもできる。
検索結果ウィンドウ上部の「その他」をクリックするとメニューがあらわれ、指定していた単語をGoogleで検索したり、あるいはWikipediaで検索することもできる。どちらもブラウザが起動して検索が行われる。
ちょっと面倒だが、辞書を単独で使いたいときは、本を開いて何かの単語を指定し、検索結果ウィンドウ下部の「全文表示」をクリック。すると辞書の該当のページが表示される。このページが表示されている状態で、ウィンドウ左側の虫眼鏡をクリック。さらに検索窓に調べたい語句を入力すると、候補一覧が表示される。一覧で見たい語句をクリックすれば、該当の辞書ページが表示され、これで辞書が牽けるわけだ。
同じことは、やはり英語の本などで利用できる「プログレッシブ英和中辞典」や、その他の辞書でも可能だ。辞書を表示させるのがちょっと面倒だが、Kindle for Macのなかにデジタル大辞泉やプログレッシブ英和中辞典といったKindle版の辞書が入っていて(いずれも無料)、これらの辞書をKindle for Mac内で単体で利用する、といったイメージだと思えばいい。
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