2014年6月16日月曜日

新刊「SIMフリー超入門」

SIMフリー超入門」「SIMフリー超入門」の2冊を、電子書籍と紙本(オンデマンド)で発売しました。

4844396307SIMフリー超入門 Android編
(インプレスジャパン(NextPublishing))
武井 一巳 :
インプレスR&D :
Kindle版:800円
オンデマンド:1,080円

B00KXUUX2MSIMフリー超入門 iPhone編
(インプレスジャパン(NextPublishing))
武井 一巳 :
インプレスR&D :
Kindle版:800円
オンデマンド:1,080円


  はじめに

 今、スマートフォンユーザーに「格安SIM」の流れが押し寄せている。2014年、総務省のガイドライン改正によって料金がさらに割安になり、音声通話機能付きSIMも登場して、完全にキャリアの回線の代替としても使えるようになってきたのだ。
 本書では、これから格安SIMを使ってみたいというスマホユーザーののために、必要な情報をやさしくまとめた。スマホの通信料金を抑えることを主眼として、SIMの選び方やスマホでの活用方法を解説しているが、SIMフリーのタブレットなどでも同じように活用できる。

 キャリアのスマホ通信料金は6,000~7,000円するのに対して、いまや格安SIMの月額料金は、1,000円を切っている。乗り換えれば、月額5,000円以上、2年間で10万円以上の差がつく。
 キャリアのスマホと格安SIMのスマホとで、何が異なるのか? 何ができて、何ができないのか?

 SIMの購入から入れ替え、利用開始手続きや端末の設定など、格安SIMを利用するためには、ユーザー自身でやらなければならない作業がいくつもある。その手間の差が、10万円の違いだと考えてもいいだろう。その分手間がかからないほうがよければキャリアのスマホを使い続ければいいし、この差を大きいと感じるなら、格安SIMにする価値はある。

 ただ安いからいい、というだけではない。格安SIMを使うということは、キャリアから自由になることを意味する。どのキャリアにも縛られない、安くて自由なスマートフォンの世界——それを満喫したければ、格安SIMに挑戦してみることをおすすめする。

 国内のスマホは、アップルのiPhoneと、GoogleのAndroidを搭載したAndroidスマホの2つが主流だ。そこで、iPhone編とAndroid編に分け、Part.1でSIM選びのための知識を、Part.2でOS別の設定や便利なアプリなどについて解説した。利用するスマホに合わせて読んでほしい。

 本書が読者の自由で快適なスマートフォン活用のために役立てば幸いである。

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