2014年5月8日木曜日

koboの画面キャプチャ、またはPocketについて

楽天koboの電子書籍は、ほとんどiPad miniかNexus 7のkoboアプリで使っていて、kobo touchやその後購入したkobo gloといった電子ペーパーの端末を使わなくなってしまいました。miniやNexusのようなディスプレイ端末を使うと、どうしても電子ペーパーの緩慢な動作に耐えられなくなってしまうんですよね。

ただ、長編の書籍などはkobo端末に入れておき、読み終わるまでこちらを専用にして読むというのも悪くありません。端末を操作するのはページめくりだけですから、動作速度はまったく問題なし。何冊かの本を切り替えて読んだり、ライブラリの同期をとったりするのが面倒で遅いから、それらの操作を行わなくてすむよう、長編小説を入れておいて読むわけです。

kobo端末のもうひとつ不便な点は、画面キャプチャが撮れない点。Kindle Paperwhiteは簡単に画面キャプチャが行えるため、ブログなどでも紹介しやすいのですが、koboでは画面を表示させておいてこれをデジカメで撮影するといった手間がかかります。そのため、ブロガーなどはやはり面倒なのでしょう。

ところが、kobo端末でも簡単に画面キャプチャが可能になる方法がありました。
「てにもつひとつで」というブログに「Kobo Auraでスクリーンショットを撮る方法があった」というエントリを見つけました。この記事を参考に、kobo gloで画面キャプチャを撮れるよう設定してみました。

kobo gloをパソコンに接続し、kobo glo本体内の「.kobo/kobo/Kobo eReader.conf」ファイルをエディタで開きます。中身はテキストファイルです。このファイル内に、次の2行を追加します。

 [FeatureSettings] 
 Screenshots=true 

ファイル末尾に追加しましたが、koboが起動したとき適当な位置に移動されているようでした。
ファイルを書き換えたら、パソコンから外します。たったこれだけで完了。

実際の画面キャプチャは、キャプチャを撮りたい画面を表示させた状態で、本体上部の電源スイッチを右にスライドします。スライドしたまま保持すると、本体が再起動してしまいますから、右端までスライドしたらそのまま離します。画面には何の表示もなく、画面が書き換わることもありません。そのため、これでキャプチャが撮れたかどうかまったく心許ないといった感じ。

しかし、kobo gloとパソコンを接続し、kobo本体内をのぞくと、ここにscreen_001.png、screen_002.pngといったファイルが作成されているのがわかります。このファイルをkobo本体からパソコンにコピーするだけです。

Pocketを電子書籍として読む
実は、突然kobo gloを取り出したのは、そういえばkobo gloではPocketとのデータの同期機能が盛り込まれたんだった、と思いだしたからです。

Pocketというのは、パソコンなどでWebを閲覧中に、ブラウザに表示されているページを送り、後で読めるサービス。
パソコンのブラウザでも、あるいはiOSでもAndroidでも、このPocketを利用するアプリがあり、気になったWebページをあちこちの端末でどんどんPocketに送り込み、あとで整理して読んだりできます。

パソコンならPocket(http://getpocket.com/) にアクセスし、無料の会員登録を行なえばすぐに利用できるようになります。

ソフトもあり、さらにiOS版のアプリAndroidのアプリもあり、またChrome拡張機能などもあり、どんな環境でも便利に活用できます。

このPocketがkobo gloでも利用できます。利用するには、設定画面で「アカウント」を指定し、アカウント画面の「Pocket」欄で「ログイン」をタップします。「Pocketにログイン」画面に変わりますから、Pocketのアカウントとパスワードを記入してログインします。



最初にログインしたときは、「Pocketに記事はありません」と書かれた画面が表示されますが、そのまましばらく待っているか、メニューから「更新」を指定。これでPocketに保存していたWebページが、koboにも同期されます。

同期されたPocketの記事をタップすれば、Pocketに保存しておいたWebの記事が、まるで電子書籍のようにkobo画面に表示され、読めるようになります。Webとは違って、koboではあくまでページ単位ですから、右にフリックすれば次ページが表示されます。koboの他の書籍を読むときと同じです。

ページ内のリンクをタップすると、「ブラウザを起動しますか?」と確認のダイアログボックスがあらわれ、「ブラウザを起動」をタップすれば、koboに搭載されているブラウザが起動してリンク先が表示されます。リンク先を閲覧するときは、Wi-Fiなどでネットに接続されている必要がありますが、Pocketの記事だけを読むならオフラインでかまいません。





なお、Pocketの記事を終了してホーム画面に戻ってしまったときは、左下の「ライブラリ」をタップし、ここから「Pocketの記事」をタップすれば、Pocketに保存し、koboと同期しているPocketの記事一覧が表示されます。ここから読みたい記事をタップします。

koboのPocket機能は、Pocketに保存しておいた記事を、他の電子書籍と同じ感覚で読める便利な機能です。

こんなに便利な機能だから、電子ペーパーのkobo gloだけでなく、iPad miniやNexus 7のkoboアプリでも使いたいなあと思い、どうやればいいか考えてみました。
考えているうちに、なんだ、miniでもNexusでもPocketアプリがあるんだから、なにもkoboアプリ内でPocketの記事を読む必要性などまったくないじゃないか、と気がついてしまいました。

kobo gloという、電子書籍専用端末にPocket記事閲覧機能があるから便利なのであって、iOSやAndroidなら最初からPocketアプリを入れて、そちらで閲覧したほうがずっと便利です。

というわけで、koboアプリでPocketを利用する必然性がないことを改めて思い出したわけです。Webを電子書籍として保存・閲覧したいなら、Instapaperを利用して電子書籍としてEPUBやKindle形式で取り込む方法もあります。それについてはこちらの「Instapaperで気になる記事をKindleに自動で送る方法」で紹介しています。

今回は、kobo gloでも画面キャプチャができるようになったことだけで十分でした。

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