村上龍の衝撃的なデビュー作であり、1976年の芥川賞受賞作である「限りなく透明に近いブルー」が、iPhone/iPad用の電子書籍アプリケーションとして発売されました。「限りなく透明に近いブルー 1.0」です。
基地の街(福生)で、麻薬と乱交に明け暮れる若者の姿を描いた同作品は、芥川賞選考会でも評価が二分するほどでしたが、群像新人文学賞、芥川賞を獲得し、衝撃的なデビューだったのは間違いありません。
その後、「コインロッカー・ベイビーズ」、「69 sixty nine」、「愛と幻想のファシズム」、さらに中学生に向けて働くことへの興味を促す目的で書いた「13歳のハローワーク」など、問題作、意欲作を次々と発表しています。
その村上龍のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」が、iPhoneやiPadで読めるだけでなく、手書き原稿でも読めるのが、電子書籍アプリの「限りなく透明に近いブルー 1.0」です。
同書は、発売直後から何度も読んでいますが、手書き原稿でも読めるというのは嬉しい限りです。村上龍ファンなら絶対におすすめ。
限りなく透明に近いブルー 1.0
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
限りなく透明に近いブルー 1.0
カテゴリ: ブック
価格: ¥900
更新: 2011/03/31
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